下肢静脈瘤治療後の日常生活について

こんにちは!

院長の平本です!

今日は、下肢静脈瘤の治療後の日常生活についてお話してみようと思います。

一昔前は、下肢静脈瘤の治療は入院して行うことが通常でした。

従って、どうしても一定期間ベットで寝ている時間がありました。

現在は、下肢静脈瘤治療のほとんどが日帰り治療となっており、治療が終わったらそのまま帰宅できます。

治療後の日常生活についてですが、治療手技によっては、当クリニックの場合、弾性ストッキングを2週間、日中に着用していただきます。

術後はほとんど痛みは生じないですが、弾性ストッキングを着用することで、その痛みをさらに軽減させ得る効果があります。

次に入浴に関してですが、治療当日のみお休みいただきます。

翌日からシャワーもしくは入浴が可能となります。

一般的な日常生活は翌日からそのまま行えます。

激しい運動や重い荷物を持つなどは、念のために1週間ほどは控えていただくと良いかと思います。

下肢静脈瘤治療後の運動制限には明確なルールはございませんが、足を激しく使う運動系は1週間ほどは控えておいた方が無難です。

1週間以内にこういった運動をしたからといって、治療効果に影響がある訳ではありませんが、人によっては、あまり早くに足を激しく動かしたりしますと、余計な痛みを感じることがありますので、当クリニックではこのようなルールを設けさせていただいております。

基本的には、下肢静脈瘤治療後の日常生活や運動制限はほとんどありません。

もちろん、治療後にお仕事を一定期間休まなければならないなんてこともありません!

以前と違って、下肢静脈瘤の治療は随分進化して、患者さんも楽に受けられる治療になりました。

治療後の制限もほとんどありませんので、気になる方は、是非一度ご相談下さい!