正しく理解しましょう!

こんにちは!

院長の平本です!

今日は、時折皆さんが誤解されている下肢静脈瘤の危険性について少しお話してみようかと思います。

以前患者さんから、主治医の先生に”下肢静脈瘤は放置しておくと、脳梗塞や心筋梗塞になることがあるといわれた”という話を聞きました

また数年前のテレビ番組で、“下肢静脈瘤を放置しすぎると足の切断の可能性もある”といった内容を見たことがあります。

これらの情報はもしかすると、ちょっとずつの誤解が繋がって、正しく患者さん達に伝わらなかったのかも知れません

正確には、下肢静脈瘤が原因で脳梗塞や心筋梗塞になることはなく、また足が壊死して切断が必要になることもありません。

下肢静脈瘤は血栓ができやすいというイメージがあり、その血栓がいろんなところに詰まってしまうと思われているようです

下肢静脈瘤で血栓ができることは稀にありますが、その可能性は低く、下肢静脈瘤で生じた血栓が何か重大な疾患に繋がる可能性は非常に稀と言えるでしょう

下肢静脈瘤は、正しく理解すればそれほど恐ろしい病気ではありません。

どの疾患にも言えることですが、まずは正しい情報を得て、正しく理解することが大切です。

気になる方は、是非一度専門医療機関を受診して下さい!