足の細かな血管が気になる時は…
2022年4月8日
2023年5月6日
こんにちは!
院長の平本明徳です!
今日は、下肢静脈瘤のなかでも、”蜘蛛の巣状静脈瘤”や”網目状静脈瘤”といった、細かなタイプの静脈瘤についてお話してみようかと思います。
どんどん薄着になっていくこれからの季節、足にできた細かな血管が気になりますというかたが多くいらっしゃいます。
肉眼的には、本当に細かい蜘蛛の巣や網目状の血管が足にできていて、特に自覚症状はないのですが、とにかく見た目が気になると、みなさんおっしゃいます。
見た目を綺麗にする方法として、硬化療法というものがあります。
硬化剤という血管を固める薬を目立つ血管に注入するだけの、非常に単純な治療です。
単純な治療ですが、再発や色素沈着(痣が残る)といった、硬化療法にある程度特有の合併症がありますので、施術を健闘する際には、それらの説明もしっかりと聞くことが大切です。
また、注入する血管は非常に細かな血管なので、手技に慣れていない医師が行うと、なかなか上手くいかないこともあります。
下肢静脈瘤は決して手遅れになる疾患では無く、その中でも”蜘蛛の巣状静脈瘤”や”網目状静脈瘤”といったタイプは、基本的には見た目だけが問題になるものなので、治療も慌てる必要はありません。
施術をお考えの場合は専門医療機関を受診し、しっかと担当医師の説明を聞くようにしましょう。