予防もしましょう!

こんにちは!

院長の平本です!

今日は、下肢静脈瘤の予防についてお話してみようと思います。

下肢静脈瘤は、ご自身の生活習慣である程度は予防することができます。

一番のポイントは、”足が動かない時間をできるだけ短くすること”です。

静脈内の血液は、その周りの筋肉が動くことで流れていくことがほとんどなので、じっとしている時間が長くなればなるほど、血液がどんどんたまりやすくなります。

あまり血液がたまりすぎると、静脈内の“逆流防止弁”という血液の逆流を防ぐ扉の様な構造が壊れてしまいます。

すると、静脈内の血液がどんどん逆流してしまい、さらに血液がたまるようになり、浮腫や怠さといった症状が出やすくなります。

下肢静脈瘤が美容師さんや調理師さんなどの立ち仕事の方に多いとされるのは、立位であまり動き回らないことで、常に足の静脈に血液がたまりやすくなり、それが限界を超えて静脈内の血液が逆流しだし、静脈瘤となっていくからです。

この”逆流防止弁”が壊れてしまうと、残念ながら自然に治癒することはほとんどありません。

つまり、一度、下肢静脈瘤になってしまうと、自然治癒はほとんど望めないので、その場合は、早めに診断だけでも受けて、適切な時期にきちんとした治療を受けましょう

下肢静脈瘤にならないようにするための予防法はそれほど難しくはありません!

定期的に足を動かして、足の筋肉を収縮させることがポイントです!

立ち仕事の方でも、定期的に足首や膝下をブラブラさせたり、屈伸運動などをすることで、静脈内の血流を促し、静脈瘤の予防に繋がります

当クリニックホームページにも、下肢静脈瘤の予防のためのいろんな運動を掲載しています!

ご興味のある方は、一度ご覧になってみて下さい!!