下肢静脈瘤でお悩みのあなたへ

さかえ血管外科・循環器クリニック 
院長 平本 明徳

初めまして。
さかえ血管外科・循環器クリニック院長の平本明徳と申します。
この度は、当クリニックのホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。

当クリニックホームページでは、クリニックが得意とする「下肢静脈瘤」を初めとした、主に血管外科、循環器科で扱う疾患について、できるだけわかりやすく説明しております。
特に下肢静脈瘤のページには力を入れており、下肢静脈瘤の基本から診断法、治療法や予防法まで、非常に多くの情報が掲載されています。
読んでいただいた方には、きっと有益な情報となっているのではないかと自負しております

さて、本家ホームページで盛りだくさんの内容が掲載されているにもかかわらず、新たに追記したこのページ……

ここでは本家ホームページでは書ききれなかった、下肢静脈瘤に対する私の思い、情熱、責任をお伝えしたいと思います。

私は2000年に医師免許を取得してから、心臓血管外科医として医療に従事してきました。
心臓血管外科では、心筋梗塞や動脈瘤といった重症疾患を主に扱います。
緊急手術も沢山あり、命の糸が途切れかけている患者さんのために、全身全霊をかけて昼夜を問わず、自分の持つ力を最大限に発揮して、途切れかけた糸をもう一度つなぎ止めます。

非常にやりがいのある仕事でしたが、どうしても重症患者さんばかりに目がいってしまい、そこまで重症ではないけども、日常生活では気になる症状があるといった患者さんと向き合う機会は少なかったと思います。

ある日ふと気づきました。

患者さんは、よりよき日常生活を送るために病院にいらっしゃいます。
医学的には軽症と判断された状態の方は、基本的にはお元気です。
お元気なだけに、軽症と判断された症状が気になってしまい、なんとかして欲しいと思うこともあるでしょう。
「今も元気だけど、もっと元気に過ごしたい!!」と思っているに違いありません。

「緊急救命手術も大切だけど、患者さんの日常生活をよりよきものにすることも大切なんじゃないか……」
「元気な人に、さらに元気になってもらうのもありなんじゃないか……」

そう考え始めた私は、医師としての残りの人生を患者さんの日常生活を好転させるお手伝いに費やそうと決心し、心臓血管外科医としてのキャリアに一区切りをつけました。

2015年の春のことでした。

さて、心臓血管外科という専門家集団から、より身近なお医者さんへの転換をはかったわけですが、せっかくの今までのキャリアを全く無駄にするのはいかがなものかと思い、今までの経験を活かせて、患者さん達にも比較的容易に治療効果を実感していただける「下肢静脈瘤の日帰り治療」に、これからの私の人生を捧げることにしました。

下肢静脈瘤は、この数年前からその治療法に大きな変遷があり、これまでは入院での治療が標準的でしたが、血管内治療という方法が発達してきて、ほとんど全ての下肢静脈瘤が日帰りで治療できるようになってきました。

日帰り治療

日帰り治療が可能になったおかげで、下肢静脈瘤という病気がより一段と周知されるようにもなってきました。

すでに関東方面では下肢静脈瘤の専門クリニックは多数あって、多くの人が日帰り治療の恩恵を受けていらしたので、下肢静脈瘤治療は、私の医師としてのセカンドキャリアの基礎となる「元気な人をより元気に!」というコンセプトにピッタリ合致しました。

小さなクリニックを作って患者さんとの敷居を低くし、できるだけ多くの人に下肢静脈瘤の日帰り治療を提供したいと思っていましたが、下肢静脈瘤の治療経験は沢山あったものの、全て総合病院でのお膳立ての整った経験でしたので、まずは個人クリニックでの治療経験が必要と考えました。

ちょうどその時、雇われ院長ではありますが、下肢静脈瘤専門クリニックの管理者としての職にご縁を頂き、専門クリニックの沢山ある東京都で研鑽することにしました。
2015年から2020年の5年間、東京都町田市の下肢静脈瘤クリニックで管理者として働き、個人クリニックでの患者さんへの接し方や、日帰り手術のスムーズなこなし方をしっかりと勉強してきました。

東京での修業時代にまず感じたのが、下肢静脈瘤の患者さんの多さです。

町田市は東京都の西に位置し、東京23区までは電車で約1時間かかります。
東京23区内にはすでに多くの下肢静脈瘤の専門クリニックがありましたが、町田市周辺にはこのような専門クリニックはほとんどありませんでした。
ゆえに、需要があったことは明らかなのですが、それにしても本当に多くの患者さんがいらっしゃいました。
つまり、それだけ多くの方々が、「下肢静脈瘤」に悩まれていたということです。

短時間の日帰り治療で下肢静脈瘤が改善し、長年の症状から解放された患者さん達は、本当に喜んでおられました。
その喜びのお手伝いに加われたことは、ありきたりな表現になりますが、医師冥利に尽きるものでした。

東京での生活や個人クリニックでの職務にも十分に慣れてきた2018年の後半頃から、「下肢静脈瘤の専門クリニックが少ない名古屋地区に戻り、自分のクリニックを立ち上げて貢献したい」という思いが強くなり、当初の目的であった「下肢静脈瘤の日帰り治療」を専門に行うクリニックの開設に向けて動き出しました。

奇しくも、新型コロナウイルスの陰がチラホラとしてきた時期とも重なり、いろんな心配事を抱えていましたが、「必ず地域の方々のお役に立てるはずだ!!」との強い信念の元、怒濤の勢いで準備を整え、コロナ禍のまっただ中ではありましたが、2020年9月、名古屋市中区栄にオーナー院長として“さかえ血管外科・循環器クリニック”を開設しました。

「下肢静脈瘤の治療を通して、皆様の日常生活を少しでもよりよきものにしていく」
これが、当クリニックの一番の命題です。

時折テレビなどで紹介される「下肢静脈瘤」

決して恐ろしい病気ではありません。

下肢静脈瘤を放置しておくと、心筋梗塞や脳梗塞になるのではないかと心配される方がいらっしゃいますが、その心配もありません。
もちろん、命の危険にさらされることもありません。

もう一度言います
「下肢静脈瘤」は決して恐ろしい病気ではありません!!

世の中の様々な病気の中で、最も治療の優先順位は低い病気と言えるでしょう
多くの医師達も、このように考えています。

これは正しい認識です
ただし、あくまでも我々医師を初めとした医療サイドの正しい認識です…

そう……

あくまでも「医療サイド」の正しい認識なのです。

専門家である医師は、この我々サイドの正しい認識を患者さんに伝える義務があります。

「心配ないよ!」「大丈夫だよ!」と患者さんに伝えて、安心してもらう必要があります。

ただし、「心配ないよ!」「大丈夫だよ!」と伝えるだけではいけません。

患者さん達は、何かの症状に困っているから病院にいらっしゃいます。
患者さん達に安心してもらうことはもちろん大切なことですが、それだけでいいのでしょうか…?

安心させるだけで、患者さんの症状がなくなるでしょうか???

気持ちは楽になるでしょう。

どうせなら、身体的にも楽になりたいと思いませんか???

自覚症状が気になって病院に行ったのだから、きっと症状も改善させて欲しいと望んでいるに違いないと、私は思います。

先にも述べた様に、下肢静脈瘤は世の中の病気の中で、もっとも治療の優先順位は低い病気です。

ゆえに、簡単に放置されがちです。

放置されても大丈夫なのです。
大丈夫なのですが、ご本人の自覚症状は改善しません……

下肢静脈瘤は、「治療をする」か、「予防をする」かの二者択一です
放置しても構いませんが、放置するならその間は「予防」が必要なのです。

患者さん達には、「下肢静脈瘤は心配ないよ!」とだけ説明されてそのまま放置された時には、下肢静脈瘤の専門クリニックや、下肢静脈瘤外来などにセカンドオピニオンとして受診していただくことを勧めます。

下肢静脈瘤に接する機会があまりない先生方には、「下肢静脈瘤は心配ないよ!」と伝えるだけでなく、しっかりと予防法も説明していただきたいと私は考えます。

「忙しくてそこまでの時間はとれないよ」とおっしゃる先生方には、ぜひ私のクリニックのような専門クリニックを利用していただきたいと考えます。

必ずお役に立てると確信しています。

下肢静脈瘤に自然治癒はありません

しっかりと予防法をとれば、現状維持は可能です。
言い方を変えると、どれだけ予防法をしっかりとしていても、現状維持が限界なのです。

下肢静脈瘤は、治療を受ければ、見た目も含めた自覚症状が軽快します。

ご自身を悩ましている下肢の自覚症状の原因が下肢静脈瘤であると判断されれば、治療を受けるべきだと私は考えます。
また、その判断をしっかりとし、確実に患者さん達に伝えるのが、私の仕事と思っています。

下肢静脈瘤は治せます

治療をすれば自覚症状の改善は十分に見込めます。
下肢静脈瘤は日帰り治療が可能で、治療自体も困難なものではありません。
はっきり言って、心臓血管外科の経験がある医師ならば、どの医師が治療しても上手く行くでしょう。

もし下肢静脈瘤の診断を受けて治療を勧められたら、前向きに考えてみるといいと思います。

下肢静脈瘤を専門としている私が皆さんに最もお伝えしたいのは、下肢静脈瘤という病気は、安心に加えて症状の軽快が見込める病気だということです。

決して手遅れになることはありません。

いつから治療しても治すことができます。

治療を受ければ、足は楽になります。

治療を受けることで、きっとあなたの日常生活も、快適なものになるでしょう。

私の残された医師人生、微力ながら、そのお手伝いをさせていただきたいと思います。

さかえ血管外科・循環器クリニックは、きっとあなたのお役に立てることでしょう。