粉瘤のくりぬき法について %e7%b2%89%e7%98%a4%e3%81%ae%e3%81%8f%e3%82%8a%e3%81%ac%e3%81%8d%e6%b3%95%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6

粉瘤のくりぬき法について

こんにちは!

院長の平本です!

今日は粉瘤の”くりぬき法”についてのお話です

粉瘤治療には”くりぬき法“というものがあります

これは、粉瘤に小さな穴をあけて、そこから粉瘤を構成する中身を取り出すという方法です

粉瘤は、被殻と呼ばれる袋に包まれた、古い角質や垢が溜ったもので、治療のポイントは、この被殻をいかに取り残し無く摘出するかということにあります

被殻の取り残しがあると、後に再発することもあります

くりぬき法では、最初に開けた穴からまず中身を絞り出し、その後、被殻を綺麗に取り除きます

従って、くりぬき法で完治させるには、被殻が綺麗に保たれていることが条件となります

時折、痛みや腫れを生じた状態の粉瘤で、くりぬき法を希望される方がいます

粉瘤は、一度でも痛みや腫れをが生じると炎症性粉瘤と呼ばれる状態となり、炎症を生じた粉瘤は、内部で被殻が崩壊しています

つまり、被殻が綺麗に保たれていない状態となるので、“くりぬき法”での摘出が困難になります

その場合は、通常の切開法での治療となります

出来るだけ再発しないように治療することが大切なので、現状に応じた治療法を検討することが大切です

気になる方はご相談を!!