その症状、下肢静脈瘤かもしれません
- 足がだるい
- 足がやたらと疲れる
- 足がむくむ
- よくこむら返りを起こす
- 足の血管がボコボコしている
- 足の皮膚が茶色くなっている
- 足の皮膚が炎症を起こしている など
こういった症状は「下肢静脈瘤」によるものかもしれません。
下肢静脈瘤は決して恐ろしい病気ではありませんが、適切な治療を行わなければなかなか治りません。
まずはしっかりとご自身の足をチェックしてみましょう。
下肢静脈瘤とは
足の「静脈」に生じる病気です
人の血管には、心臓から酸素を豊富に含んだ血液を各内臓に送るための「動脈」と、各臓器で酸素が消費された血液を再び心臓に戻すための「静脈」という2種類の血管があります。
「下肢静脈瘤」とは、この血管の中でも静脈、特に足の「静脈」に生じる病気で、見た目がボコボコとしていたり、細い血管が透けて見えていたり、また、見た目以外にも足のだるさやむくみ、こむら返りといった様々の症状が出てくる病気です。
欧米諸国では、約20~50%の割合で下肢静脈瘤が見られるとの報告があり、日本でも年齢が上がるにつれて、下肢静脈瘤の割合は増えていくとされています。
一般的には、女性に多いとされている病気ですが、立ち仕事などに従事されている方々では、性別に関係なく多く見られるものです。 下肢静脈瘤は、命の危険を伴う病ではありませんが、放置した場合は悪化することが多く、適切な診断と、その状況に応じた様々な治療が必要とされます。足の静脈の役割
足の静脈には、酸素が消費された血液を重力に逆らって、心臓に向かって下から上へと運ぶ役割があります。
足の静脈を大きく分類すると、足の筋肉の内部を通る「深部静脈」と、筋肉の外部を通る「大伏在静脈」、「小伏在静脈」の3種類があります。
足の静脈は筋肉が動くことで収縮と弛緩が生じ、その繰り返しにより血液が流れていきます(これを足の「筋ポンプ作用」と呼びます)。
心臓から流れる血液は全身の様々な部分で酸素を消費し、その血液の一部はこの3種類の足の静脈を通って再び心臓に戻ります。
心臓から出て、再び心臓に還るという「血液循環」は人が生きていく上で非常に重要ですが、その中でも足の静脈は心臓に血液を戻すための「ポンプ」と言えるほど重要な役割を果たしています(「足は第二の心臓」と言われるのはこのためです)。
そのため、足の筋肉が動かない状態(寝ている状態や立ちっぱなし、座りっぱなしといった状態)が続くと、静脈の収縮と弛緩が生じにくくなり、その結果、静脈内にどんどん血液が溜まり、足のむくみやだるさ、こむら返りといった症状が現れやすくなります。
ここにさらに「下肢静脈瘤」の状態が加わると、むくみやだるさといった症状が増悪し、血液循環が悪くなり、場合によっては日常生活に影響が出ることもあります。
下肢静脈瘤の原因
静脈の「逆流防止弁の機能不全」
足の静脈には、重力に逆らって血液を下から上と流していくための「逆流防止弁」という特殊な構造があります。
これは上がった血液が重力に負けて落ちてこないようにするための扉のようなもので、適切なタイミングでこの扉が開閉することで、血液の流れを下から上の一方通行に保っています。
下肢静脈瘤になると、この扉の開閉がうまくいかなくなってしまいます(逆流防止弁の機能不全)。
これにより、せっかく上がった血液が重力に負け、下に落ちてしまうようになります。
「逆流防止弁の機能不全」は、立ち仕事や妊娠・出産といった、静脈内の圧力の上昇が起こりやすい状況でより一層生じやすくなります。
このような状況が続くと、足の静脈にどんどん血液が溜まりやすくなり、常に足に重りがついたような状態になるので、足のむくみやだるさなどの症状が出てきます。また、見た目にも、足の表面にある静脈がボコボコと膨らんできます。
この「逆流防止弁の機能不全」は、一度生じてしまうと、内服薬や日常生活の改善のみで治癒することはほとんどなく、適切な処置を行わなければどんどん悪化していきます。
下肢静脈瘤では主に足の筋肉の外部にある大伏在静脈と小伏在静脈(伏在静脈系)の中にある逆流防止弁が機能不全を起こすため、これらの静脈に血液が溜まりやすくなります。
下肢静脈瘤になりやすい人
① 男性よりも女性のほうが多いです
一般的には、男性よりも女性のほうが約2倍、下肢静脈瘤になりやすいと考えられています。
女性は男性に比べて足の筋肉量が少ないことが多く、そのため足の筋肉のポンプ機能が低下しやすくなり、足の静脈に血液が溜まりやすくなるためです。
また、ホルモンバランスの影響で血管そのものが弱くなりやすいことも一因とされています。
② 妊娠、出産の経験がある方
妊娠経過中の女性は、子宮が大きくなるにつれて、おなかの中で静脈が圧迫されやすくなります。
これにより、おなかの中の静脈につながる足の静脈の圧力が上昇しやすくなります。また出産時の力みなどが原因で逆流防止弁が壊れてしまうこともあります。
なお第2子以降の妊娠・出産では、より下肢静脈瘤になりやすいとされています。
③ 立ち仕事や座り仕事の方
仕事内容によっては、立ちっぱなし、座りっぱなしの状態が長く続くことがあります。
このような「動かない姿勢」が続くことは、足の筋肉のポンプ作用が機能しにくくなり、静脈内の圧力を高める要因となりえます。
これは調理師さんや美容師さんなど立ち仕事の方、座ったまま動かない姿勢が続くデスクワークの方に下肢静脈瘤が生じやすい理由の一つと考えられています。
また1日のうち10時間ほど動かない、もしくは動いてもほんの僅か、という状態が続いている方は、下肢静脈瘤になるリスクが高いとされています。
④ 高齢者の方
年齢を重ねるにつれて、男女を問わず運動量が低下していきます。すると足の筋肉量も低下していき、足の筋肉のポンプ作用が機能しにくくなり、静脈内に血液が溜まりやすくなります。
また、加齢とともに逆流防止弁そのものが弱くなっていくこともあり、これも下肢静脈瘤の一因となります。
⑤ 遺伝
身内の方に下肢静脈瘤の人がいる場合、その血縁者に下肢静脈瘤が遺伝するということがあります。
これは遺伝的に逆流防止弁が弱くなっていることが考えられ、両親が下肢静脈瘤だった場合は、そのお子さん達には9割ほどの確率で遺伝するというデータもあります。
⑥ 生活習慣
一般的に、喫煙や高血圧、高コレステロール血症といった、主に動脈性の疾患に影響を与える因子は、静脈にも影響があるとされています。
また、便秘症や肥満症、日常的な運動不足なども、静脈内の圧力が上昇する原因となり、下肢静脈瘤のリスクが上昇します。
下肢静脈瘤の種類
1次性下肢静脈瘤と2次性下肢静脈瘤
下肢静脈瘤には、比較的治療しやすい「1次性下肢静脈瘤」と、治療が困難、もしくはあえて治療してはいけない「2次性下肢静脈瘤」とがあります。
1次性下肢静脈瘤(比較的治療しやすいタイプ)
これは、生まれつき(先天的に)もしくは、成長過程で(後天的に)生じるタイプの下肢静脈瘤であり、主に筋肉の外側にある伏在静脈系の逆流防止弁が壊れることにより生じます。
一般的に「下肢静脈瘤」と認識されているのはこの1次性下肢静脈瘤が多く、ほとんどの場合は治療が可能です。
2次性下肢静脈瘤(治療が困難、もしくはあえて治療してはいけないタイプ)
これは、何か特別な理由により主に伏在静脈系がボコボコと膨らみ、血液が溜まった状態の静脈瘤です。
何か特別な理由とは、別の疾患を原因として「深部静脈血栓症」(足の筋肉の内部を通る深部静脈に血栓ができてしまう状態)が生じていることが多いです。
これにより深部静脈の血流が低下し、その代わりに伏在静脈系の血流が増えてしまうことによって生じます。
こういった場合の静脈瘤を治療してしまうと、足の血液の心臓への戻り道がなくなってしまうため、状態がより一層悪化してしまうことがあります。
1次性下肢静脈瘤の種類
① 伏在静脈瘤(大伏在静脈瘤、小伏在静脈瘤)
主に、筋肉の外側にある大伏在静脈や小伏在静脈の逆流防止弁が機能不全を起こすことによる下肢静脈瘤です。
足の内側やふくらはぎの表面に太い血管がボコボコと目立ってきたり、また、足のむくみやだるさ、痒み、こむら返りが頻回に生じたりといった自覚症状が強く表れやすい静脈瘤です。
約8割がこのタイプの静脈瘤とされています。
② 網目状静脈瘤
皮膚の直下にある細い静脈に生じる静脈瘤で、太さは約2~3mmのものがほとんどです。
伏在静脈瘤のようにむくみやだるさなどの自覚症状を伴うことは少ないですが、皮膚を透かして目立つようになり、主に美容的な不快感を訴える方が多いです。その見え方から網目状静脈瘤と呼ばれ、膝裏によく見られます。
③ クモの巣状静脈瘤
皮膚の直下にある細い静脈に生じる静脈瘤で、太さは約1mm弱のものがほとんどです。
クモの巣のように赤紫色の非常に細い血管が、皮膚を透かして見えるようになり、美容的な不快を訴える方が多いです。太ももや脹脛、膝裏などに生じることが多いです。
④ 側枝静脈瘤
大伏在静脈や小伏在静脈につながる表面の静脈が太くなっている静脈瘤です。伏在静脈系には静脈瘤が見られず、より末端の静脈で逆流防止弁が壊れることで発症します。
伏在静脈瘤に比べて、それほど血管は太くなりませんが、伏在静脈瘤と併発することが多く、同時に治療されることもしばしばあります。伏在静脈瘤よりも細い血管で起こるため、自覚症状も少ないとされています。
⓹ 陰部静脈瘤
足のつけ根から太ももの裏側、臀部にかけてみられる静脈瘤です。
特に女性の場合、生理期間中に痛みやだるさといった症状が強く出ることがあります。また、排便、排尿時にも症状が強く出ることがあります。
肉眼で見ると静脈がそれほど目立たないために見逃されることや、治療の必要がないと判断されてしまうことがありますが、見た目に反して症状が強く出ることが多く、悩んでいる女性の方は多いと思われます。
下肢静脈瘤による自覚症状
- ① 足の血管がボコボコしてくる
- ② 足のむくみ
- ③ 足のだるさ
- ④ 足のこむら返り(足がつる)
- ⑤ 足の皮膚炎やかゆみ
- ⑥ 足の皮膚に色が付く(色素沈着)
- ⑦ 足の潰瘍
- ⑧ 足が火照る
- ⑨ 足の痛み
- ⑩ 足のしびれ、冷感、膝の痛み
下肢静脈瘤は、足の静脈の逆流防止弁の機能不全により足に常に血液が溜まりやすい状態になることで、以下のように様々な症状を引き起こします。
足に血液が溜まりやすいということは、常に足に重りをぶら下げているような状態であると言えます。
足にボコボコとした血管が目立つようになったり、見た目は正常でも足のだるさやむくみが強くなってきたりすることもあります。
① 足の血管がボコボコしてくる
下肢静脈瘤は、時間経過とともに足の表面の静脈に血液が溜まっていき、どんどんと太くなって目立つようになります。特に女性の場合は、スカートが履きにくいなどの美容的な問題で悩まれている方も多いです。
② 足のむくみ
足に血液が溜まりやすくなることで、血液とともにリンパ液も溜まりやすくなります。
血液やリンパ液の流れが滞ることで、余分な水分が血管内から染み出し、皮膚の下に溜まってむくみとなります。これは下肢静脈瘤の初期の段階から見られる症状です。
③ 足のだるさ
足に「血液の溜まり」という重りが生じるので、日常生活で足にだるさを感じることが多くなります。
また、ここで溜まる血液はすでに酸素が消費された、言わば栄養不足の血液なので、このような血液が足の筋肉の周りに溜まってしまうと、筋肉の疲労がなかなか回復せず、だるさを感じる原因にもなります。これも下肢静脈瘤の初期の段階から見られる症状です。
④ 足のこむら返り(足がつる)
栄養不足の血液が筋肉の周りに溜まってしまい、筋肉疲労が回復しないままの状態が続くと、足のこむら返りが生じやすくなります。
下肢静脈瘤によるこむら返りは、就寝中や起床時に起きることが特徴です。また「以前は就寝中や起床時のこむら返りがあったが、最近は無くなってきた」という経過も特徴とされています。
⑤ 足の皮膚炎やかゆみ
下肢静脈瘤により、足の血流が滞りやすい状態が続くと、足の皮膚そのものにも炎症(うっ滞性皮膚炎)を起こすことがあります。その程度によっては、かゆみや痛みなどの症状が出てきます。
⑥ 足の皮膚に色が付く(色素沈着)
下肢静脈瘤による皮膚炎などを繰り返し、そのまま放置しておくと、足に茶色や黒色といった色がついてくることがあります。この状態は色素沈着といって、下肢静脈瘤による症状の中でも重症なものの一つです。
足の色が変わってくると、まず皮膚科を受診される方が多く、そこで処方された塗り薬などで経過を見ている方がほとんどです。
しかしながら、色素沈着の原因が下肢静脈瘤だった場合は、静脈瘤を治療しなければ色素沈着は改善せず、ひどい場合は、潰瘍などができたりします。
⑦ 足の潰瘍
下肢静脈瘤による皮膚炎や色素沈着の状態が長期間続くと、足に潰瘍ができてくることがあります。
皮膚の栄養状態が悪くなっているため、一度潰瘍ができてしまうと、治りが悪いことが多いです。
潰瘍はかゆみや痛みを生じ、また出血を繰り返すなどの症状が出ることもあり、日常生活にも影響が出ることがあります。
潰瘍が長年続き、皮膚科にて塗り薬を処方されている方もいますが、下肢静脈瘤が原因の潰瘍では、しっかりと下肢静脈瘤を治療する必要があります。
⑧ 足が火照る
下肢静脈瘤は足に常に血液が溜まっている状態と考えられるので、夏場でも足がポカポカと感じる方もいます。不快感を伴う熱感なので、強い自覚症状があります。
⑨ 足の痛み
下肢静脈瘤では、時折、静脈瘤の部分に血の塊(血栓)ができて炎症を起こすことがあります。これを「静脈炎」と呼び、赤くはれて痛みを伴うことがあります。
下肢静脈瘤そのものが痛みを来すことは少ないですが、静脈炎を併発すると痛みが強く出ることがありますので、早めの診察が必要となります。
⑩ 足のしびれ、冷感、膝の痛み
足のしびれ、冷感、膝の痛みは、一般的には下肢静脈瘤との関連は低いとされています。
しかしながら、下肢静脈瘤を治療することで、足にかかっている負担が軽減され、結果的にこれらの症状が改善することもあります。特に膝の痛みが改善する方が多く見られます。
下肢静脈瘤を放置するとどうなるか
下肢静脈瘤は決して恐ろしい病気ではない
下肢静脈瘤は、決して恐ろしい病気ではありません。
下肢静脈瘤でよく心配されることの一つに「下肢静脈瘤になると血栓ができてしまい、心臓や脳の血管が詰まり、最終的に心筋梗塞や脳梗塞になってしまうのでは」というものがあります。
しかし、人間の体の構造上、下肢静脈瘤による血栓で心筋梗塞や脳梗塞は起こりません。
なぜなら足にできた血栓が心臓もしくは脳の血管にまで到達するには、その途中で非常に細かな肺の血管を通り抜ける必要があるからです。
下肢静脈瘤による血栓で危惧されるのは、肺の血管が血栓により詰まってしまう「肺梗塞」という状態です(「エコノミークラス症候群」とよばれることもあります)
肺梗塞は命の危険が生じることがある重大な疾患ですが、下肢静脈瘤から肺梗塞が生じる場合は、下肢静脈瘤でできた血栓が足の深部静脈内まで成長し(この状態を「深部静脈血栓症」と呼びます)、そこから何かの拍子に肺に到達することとなります。
しかしながら、そもそも下肢静脈瘤で血栓ができること自体が非常に稀です。
またその血栓が大きくなって肺まで到達することは、さらに非常に稀な状態なため、下肢静脈瘤が原因の肺梗塞が生じる可能性も極めて稀と言えます。
また下肢静脈瘤を放置した場合、「足が動かなくなるのではないか」「足を切断しなければいけなくなるのではないか」と心配される方もいらっしゃいますが、下肢静脈瘤が原因でこのようなことは起きません。
足の色素が沈着することにより、一見すると足が腐っているように見える場合もあるかもしれませんが、基本的には運動機能に問題を生じることはなく、足が動かなくなることも起きません。
下肢静脈瘤はほとんど自然治癒しない
下肢静脈瘤は良性の疾患ではありますが、自然治癒することはほとんどなく、放置した場合は、適切な管理を行わなければどんどん進行する疾患です。
進行するにつれて、足のむくみやだるさなどの自覚症状が強くなっていき、日常生活にも影響が出ることがあります。人によっては、あまりのだるさ、就寝中のこむら返りによる寝不足により、普段の仕事に影響が出てくることもあります。
また下肢静脈瘤を長年放置すると、色素沈着から足の潰瘍ができることがあります。
潰瘍ができた場合、多くの人がまず皮膚科を受診し、塗り薬等で経過観察とされる場合があります。塗り薬でも潰瘍は一時的に改善することがありますが、これはあくまでも一時的な治癒です。そのため、潰瘍の再発率は高くなります。
潰瘍の原因が下肢静脈瘤であった場合は、下肢静脈瘤をしっかりと治療しなければ、潰瘍の完治は得られません。
下肢静脈瘤は、良性疾患であり、命の危険や足の切断の危険などはまず生じない病気です。
しかし元通りの綺麗な足を取り戻すのであれば、できるだけ早期に適切な治療を受けていただくことが大切です。
下肢静脈瘤は何科で診てもらえるのか
病院の場合
下肢静脈瘤が心配でどこかで診察してもらいたいと思っていても、いざとなるとどこの病院の何科に行けばいいのかわからない方々は大勢います。特に大きな病院では、診療科目が細かく分かれていることもあるので、患者様からするとどの科に行けばいいのかわからないのが実情だと思います。
下肢静脈瘤を診察・治療しているのは、総合病院では「心臓血管外科」、または「血管外科」になります。 一部の病院では「皮膚科」や「形成外科」といった科でも診察しています。また最近では「下肢静脈瘤外来」のように専門外来を設けている病院もあります。
クリニックの場合
クリニック(個人開業医院)では「血管外科クリニック」や「下肢静脈瘤クリニック」といった看板を掲げた医院でも下肢静脈瘤を診てもらえるでしょう。
またクリニックでは、専門医が下肢静脈瘤に特化した診療・治療を行っていることが多いので、患者様の都合に合わせた診察・治療予定が比較的立てやすいと考えられます。
インターネット等で病院やクリニックを検索する場合は、検索欄に「下肢静脈瘤 治療」と入力すれば、下肢静脈瘤を診断・治療しているお近くの医療機関を見つけやすいと思います。
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監修者情報
大学卒業後は、関東エリアを中心として心臓血管外科医として治療経験を積み、前任地では下肢静脈瘤の治療の専門としてこれまでに7,000例以上の治療実績を持ちます。2020年にさかえ血管外科・循環器クリニックを開業し、「人生を楽しむための下肢静脈瘤治療」をテーマに下肢静脈瘤治療を中心に日帰り外科治療を行なっています。
【資格】
- 日本外科学会認定 外科専門医
- 日本脈管学会認定 脈管専門医
- 日本脈管学会認定 研修指導医
- 下肢静脈瘤血管内焼灼術指導医
- 弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター