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下肢静脈瘤

下肢静脈瘤かもしれません!!

  • 最近やたらと足が疲れるなぁ~
  • よくこむら返りもするし…
  • なんだか浮腫みもひどくなってるんじゃない…?
  • 足がボコボコしてる!!
  • 茶色い色がついてる!!
  • 潰瘍ができてる!!・・・・・etc
  1. こんな症状はございませんか???
    これらの症状は、下肢静脈瘤によるものかもしれません!!
    下肢静脈瘤は、決して恐ろしい病気ではございませんが、適切な治療を行わなければ、なかなか治りません!!
  2. まずはしっかりとご自身の足をチェックしてみましょう!!!!

下肢静脈瘤とは??

  • 人の血管には、心臓から酸素を豊富に含んだ血液を各内臓に送るための"動脈"と、各臓器で酸素が消費された血液を再び心臓に戻すための"静脈"という2種類の血管があります。
  • "下肢静脈瘤"とは、この血管の中でも静脈、特に"足の静脈"に生じる病気で、見た目がボコボコとしていたり、細い血管が透けて見えていたり、また、見た目以外にも足のだるさや浮腫み、こむら返りといった様々の症状が出てくる病気です。
  • 欧米諸国では、約20~50%の割合で下肢静脈瘤が見られるとの報告があり、日本でも年齢が上がるにつれて、下肢静脈瘤の割合は増えていくとされています。
  • 一般的には、女性に多いとされている病気ですが、立ち仕事などに従事されている方々では、性別に関係なく多く見られるものです。
  • 下肢静脈瘤は、命の危険を伴う病ではありませんが、放置した場合は悪化することが多く、適切な診断と、その状況に応じた様々な治療が必要とされます。

足の静脈の役割とは??

  • 足の静脈には、酸素が消費された血液を重力に逆らって、心臓に向かって下から上へと運ぶ役割があり、大きく分類して足の筋肉の内部を通る"深部静脈"と、筋肉の外部を通る"大伏在静脈"と"小伏在静脈"の3種類があります。
  • 静脈の中の血液は、その近くにある足の筋肉が動くことで静脈に収縮と弛緩が生じ、その繰り返しにより流れていきます(足の筋ポンプ作用と呼びます)。
    心臓からたっぷりと酸素を含んだ血液が全身に流れていき、全身の様々な部分で酸素が消費された血液の一部は、この3種類の足の静脈を通って再び心臓に戻ります。
    心臓から出て、再び心臓に帰るというこの血液の流れ(これを“血液循環”と呼びます)が、人が生きていく上では非常に重要であり、足のこれらの静脈は、心臓に血液を戻すためのポンプ(これが"足は第二の心臓"と言われる所以です!)と言えるほど重要な役割を果たしています!
  • 足の主な静脈
  • 筋ポンプ作用
  • その為、足の筋肉が動かない状態(寝ている状態や立ちっぱなし、座りっぱなしといった状態)が続くと、静脈の収縮と弛緩といった現象が生じにくくなり、その結果、静脈内にどんどん血液が溜まって、足の浮腫みやだるさ、こむら返りといった症状が現れやすくなります。
    このような状態に、さらに“下肢静脈瘤”の状態が加わると、さらに浮腫みやだるさといった症状が増悪し、血液循環が悪くなって、場合によっては、日常生活にも影響が出ることがあります。

下肢静脈瘤の原因

足の静脈がどうなるの??

  • 足の静脈には、血液を重力に逆らって下から上と流していくための"逆流防止弁"とされる特殊な構造があります。
    この構造は、言わば、上がった血液が重力に負けて落ちてこないようにするための扉のようなもので、適切なタイミングでこの扉の開閉が生じることで、血液の流れを下から上向きの一方通行に保っています。
    下肢静脈瘤となった場合、この扉の開閉がうまくいかず(逆流防止弁の機能不全)、せっかく上がった血液が重力に負けて下に落ちてしまうようになります。
    逆流防止弁の機能不全は、立ち仕事や妊娠、出産といった、静脈内の圧力の上昇を来す状況で、より一層生じやすくなります。
    このような状況が続くと、足の静脈にどんどん血液が溜まりやすくなり、常に足に"重り"がついたような状態になるので、足のだるさや浮腫みなどの症状が出てきます。また、見た目にも、足の表面にある静脈がボコボコと膨らんできます。
    この"逆流防止弁の機能不全"は、一度生じてしまうと内服薬や日常生活の改善のみで治癒することはほとんどなく、適切な処置を行わなければ、どんどん悪化していきます。
  • 下肢静脈瘤では、主に"大伏在静脈"と"小伏在静脈"(これらをまとめて"伏在静脈系"と呼ぶこともあります)の中にある逆流防止弁の機能不全が生じており、これらの静脈に血液が溜まりやすくなります。
  • 下肢静脈瘤

下肢静脈瘤になりやすい人とは!!

  1. ① 男性よりも女性のほうが多いです
  2. ② 妊娠、出産の経験がある方
  3. ③ 立ち仕事や座り仕事の方
  4. ④ 高齢者の方
  5. ⑤ 遺伝
  6. ⑥ 生活習慣

① 男性よりも女性のほうが多いです

男性よりも女性のほうが多いです
  • 一般的には、男性よりも女性のほうが約2倍、下肢静脈瘤になりやすいと考えられています。
  • これは、女性は男性に比べて足の筋肉量が少ないことが多く、その為、足の筋肉のポンプ機能が低下しやすくなり、足の静脈に血液が溜まりやすくなります。それにより血管内の圧力上昇が生じで逆流防止弁の機能不全が起き、下肢静脈瘤となります。
  • また、ホルモンバランスの影響で、血管そのものが弱くなりやすいということも一因とされています。

② 妊娠、出産の経験がある方

妊婦さん
  • 女性は、妊娠経過中に子宮が大きくなるにつれて、おなかの中で静脈が圧迫されやすくなります。これにより、おなかの中の静脈につながる足の静脈の圧力がどんどん上昇し、逆流防止弁が壊れてしまいます。さらに、出産時の力みなどが原因で、逆流防止弁が壊れることがあり、下肢静脈瘤となります。
    第2子以降では、より下肢静脈瘤になりやすいとされています。

③ 立ち仕事や座り仕事の方

立ち仕事、座り仕事
  • 仕事内容によっては、立ちっぱなしの時間や座りっぱなしの状態が続くことがあります。
    このような状況では、足が動かないことにより、足の筋肉のポンプ作用がなかなか機能しなくなり、血液がどんどん足の静脈に溜まりやすくなります。
    つまり、"動かない姿勢"が続くことで、どんどん足に血液が溜まり、血管内の圧力が高くなって、やがて限界を超えると逆流防止弁が壊れてしまって下肢静脈瘤となります。
    調理師さんや美容師さんなどの立ち仕事の方や、デスクワークが主な方に生じやすい一つの理由となります。
    1日のうち、10時間ほど動かない、もしくは動いてもほんの僅かという状態が続いている方は、リスクが高いとされています。

④ 高齢者の方

ご高齢者
  • 年齢を重ねるにつれて、男女問わず、運動量が低下していくことが多くなります。
    すると、足の筋肉量もどんどん低下していき、足の筋肉のポンプ作用が低下していきます。
    この状態が続くと、足の静脈内の血液もどんどん溜まっていき、やがて逆流防止弁が壊れてしまい下肢静脈瘤となります。
    また、加齢とともに逆流防止弁そのものが弱くなっていくこともあり、これも下肢静脈瘤の一因となります。

⑤ 遺伝

遺伝
  • 身内の方に下肢静脈瘤の人がいる場合、その血縁者に下肢静脈瘤が遺伝するということがあります。
    遺伝的に逆流防止弁が弱くなっていることが考えられ、両親が下肢静脈瘤だった場合は、そのお子さん達には9割ほどの確率で遺伝するというデータもあります。

⑥ 生活習慣

生活習慣病やたばこ
  • 一般的に、喫煙や高血圧、高コレステロール血症といった、主に動脈性の疾患に影響を与える因子は、静脈にも影響があるとされています。
    また、便秘症や肥満症、日常的な運動不足なども、静脈内の圧力が上昇する原因となり、下肢静脈瘤のリスクが上昇します。

下肢静脈瘤の種類

1次性下肢静脈瘤と2次性下肢静脈瘤

下肢静脈瘤には、比較的治療しやすいタイプと、治療が困難もしくはあえて治療してはいけないタイプというものがあります。

  1. 1次性下肢静脈瘤(比較的治療しやすいタイプ)
  2. 2次性下肢静脈瘤(治療が困難もしくはあえて治療してはいけないタイプ)

1次性下肢静脈瘤(比較的治療しやすいタイプ)

  • これは、生まれつき(先天的)もしくは、成長過程で(後天的)生じるタイプの下肢静脈瘤であり、主に伏在静脈系の逆流防止弁が壊れることにより生じます。
    一般的に、下肢静脈瘤と認識されているのはこの1次性下肢静脈瘤が多く、そのほとんどの場合が治療可能です。

2次性下肢静脈瘤(治療が困難もしくはあえて治療してはいけないタイプ)

  • これは、何か特別な理由があって主に伏在静脈系がボコボコと膨らみ、血液が溜まった状態の静脈瘤です。
    これは、別の疾患などが原因で深部静脈血栓症(足の筋肉の内部を通る深部静脈に血栓ができてしまう状態)が生じていることが多く、その為、深部静脈の血流が低下し、その代わりに伏在静脈系の血流が増えてしまうことにより生じます。
    この場合の静脈瘤を治療してしまうと、足の血液の心臓への戻り道がなくなってしまい、より一層、状態の悪化を来すことがあります。

1次性下肢静脈瘤の種類

  1. ① 伏在静脈瘤(大伏在静脈瘤、小伏在静脈瘤)
  2. ② 網目状静脈瘤
  3. ③ クモの巣状静脈瘤
  4. ④ 側枝静脈瘤
  5. ⑤ 陰部静脈瘤

① 伏在静脈瘤(大伏在静脈瘤、小伏在静脈瘤)

  • 主に、大伏在静脈や小伏在静脈の逆流防止弁の機能不全による下肢静脈瘤で、足の内側や脹脛の表面に太い血管がボコボコと目立ってきたり、また、足の浮腫みやだるさ、痒み、こむら返りが頻回に生じたりといった自覚症状が強く表れやすい静脈瘤です。
    約8割がこのタイプの静脈瘤とされています。
  • 大伏在静脈瘤と小伏在静脈瘤 大伏在静脈瘤と小伏在静脈瘤 大伏在静脈瘤と小伏在静脈瘤

② 網目状静脈瘤

  • 皮膚の直下にある細い静脈に生じる静脈瘤で、太さは約2~3mmのものがほとんどです。伏在静脈瘤のように浮腫みやだるさなどの自覚症状を伴うことは少ないですが、皮膚を透かして目立つようになり、主に美容的な不快感を訴える方が多いです。
    その肉眼的な見え方から網目状静脈瘤と呼ばれ、膝裏によく見られます。
  • 網目状静脈瘤の写真 網目状静脈瘤の写真

③ クモの巣状静脈瘤

  • 皮膚の直下にある細い静脈に生じる静脈瘤で、太さは約1mm弱のものがほとんどです。クモの巣のように赤紫色の非常に細い血管が、皮膚を透かして見えるようになり、美容的な不快を訴える方が多いです。
    太ももや脹脛、膝裏などに生じることが多いです。
  • クモの巣状静脈瘤の写真

④ 側枝静脈瘤

  • 大伏在静脈や小伏在静脈につながる表面の静脈が太くなっている静脈瘤です。伏在静脈系には静脈瘤が見られず、より末端の静脈で逆流防止弁が壊れることで発症します。伏在静脈瘤に比べて、それほど血管は太くなりませんが、伏在静脈瘤と併発することが多く、同時に治療されることもしばしばあります。伏在静脈瘤よりも細い血管で起こるため、自覚症状も少ないとされています。
  • 側枝静脈瘤

④ 陰部静脈瘤

  • 足のつけ根から太ももの裏側、臀部にかけてみられる静脈瘤であり、特に女性の場合、生理期間中に痛みやだるさといった症状が強く出ることがあります。また、排便、排尿時にも症状が強く出ることがあります。
    肉眼的には、静脈がそれほど目立たないために見逃されることや治療の必要がないと判断されてしまうことがありますが、見た目に反して症状が強く出ることが多く、悩んでいる女性の方は多いと思われます。
  • 陰部静脈瘤

下肢静脈瘤による自覚症状

足に重りがついた
  • 下肢静脈瘤は、足の静脈の逆流防止弁の機能不全により、足に常に血液が溜まりやすい状態になることで様々な症状を引き起こします。
    足にボコボコとした血管が目立つようになったり、見た目は正常でも、足のだるさや浮腫みが強くなってくることもあります。
    血液が溜まりやすいということは、足に"血液の溜まり"という重りを常にぶら下げているような状態です。
    想像してみましょう・・・・

① 足にボコボコとした血管が目立つ

  • 下肢静脈瘤は、時間経過とともに足の表面の静脈に血液が溜まっていき、どんどんと太くなって目立つようになります。特に女性の場合は、"スカートが履きにくい"などの美容的な問題で悩まれている方も多いです。

② 浮腫み

  • 足に血液が溜まりやすくなることで、血液とともにリンパ液も溜まりやすくなります。血液やリンパ液の流れが滞ることで、余分な水分が血管内から染み出し、皮膚の下に溜まって浮腫みとなります。下肢静脈瘤の初期の段階からみられる症状です。

③ だるさ

  • "血液の溜まり"という重りが生じるので、重りを付けたままの日常生活となり、だるさを感じることが多くなります。また、ここで溜まる血液は、すでに酸素が消費されたいわば栄養不足の血液なので、このような血液が足の筋肉の周りに溜まってしまうと、筋肉の疲労がなかなか回復せずに、だるさとして感じる原因にもなります。
    下肢静脈瘤の初期の段階からみられる症状です。

④ 足のこむら返り(足のつり)

  • 栄養不足の血液が筋肉の周りに溜まってしまい、筋肉疲労が回復しないままの状態が続くと、足のこむら返りが生じやすくなります。下肢静脈瘤によるこむら返りは、就寝中や起床時に起きることが特徴的です。
    また、以前は就寝中や起床時のこむら返りがあったが、最近は無くなってきたという経過も特徴的とされています。

⑤ 足の皮膚炎やかゆみ

足の皮膚炎
  • 下肢静脈瘤により、足の血流が滞りやすい状態が続くと、足の皮膚そのものにも炎症(うっ滞性皮膚炎)を来すことがあります。その程度によっては、かゆみや痛みなどの症状が出てきます。

⑥ 足の色素沈着

足の色素沈着
  • 下肢静脈瘤による皮膚炎などを繰り返し、そのまま放置しておくと、足に茶色や黒色といった色がついてくることがあります。この状態を色素沈着といって、下肢静脈瘤による症状でも重症なものの一つです。足の色が変わってくると、まず皮膚科を受診される方が多く、そこで処方された塗り薬などで経過を見ている方がほとんどです。
    しかしながら、色素沈着の原因が下肢静脈瘤だった場合は、静脈瘤を治療しなければ色素沈着は改善せず、ひどい場合は、潰瘍などができたりします。

⑦ 足の潰瘍

足の潰瘍
  • 下肢静脈瘤による皮膚炎や色素沈着の状態が長期間続くと、潰瘍ができてくることがあります。皮膚の栄養状態が悪くなっているため、一度潰瘍ができてしまうと、なかなか治りません。潰瘍は、痒みや痛み、また、出血を繰り返すなどの症状が出ることがあり、日常生活にも影響が出ることがあります。
    長年の潰瘍で、皮膚科にて塗り薬を処方されている方がいますが、下肢静脈瘤が原因の潰瘍では、しっかりと下肢静脈瘤を治療しなければ、潰瘍は治りません。

⑧ 足の火照り感

  • 下肢静脈瘤では、常に足に血液が溜まっている状態と考えられるので、夏場でも足がポカポカと感じる方がいます。不快感を伴う熱感なので、自覚症状の訴えは強いです。

⑨ 足の痛み

  • 下肢静脈瘤では、時折、静脈瘤の部分に血の塊(血栓)ができて炎症を起こすことがあります。これを静脈炎と呼び、赤くはれて痛みを伴うことがあります。
    下肢静脈瘤そのものが痛みを来すことは少ないですが、静脈炎を併発すると痛みが強く出ることがありますので、早めの診察が必要となります。

⑩ 足のしびれ、冷感、膝の痛み

  • これらの症状は、一般的には下肢静脈瘤との関連は低いとされています。しかしながら、下肢静脈瘤を治療することで、足にかかっている負担が軽減され、結果的にこれらの症状が改善することもあります。
    特に、膝の痛みが改善する方が多くみられます。

下肢静脈瘤を放置するとどうなる??

  • 下肢静脈瘤は、決して恐ろしい病気ではありません。
    よく心配されるのが、下肢静脈瘤になると血栓ができてしまい、心臓や脳の血管を詰めてしまって心筋梗塞や脳梗塞などになるのではないか!!ということです。
    しかし、人間の体の構造上、下肢静脈瘤による血栓で心筋梗塞や脳梗塞は起こりません。
    足にできた血栓が、心臓もしくは脳の血管にまで到達するには、その途中で必ず肺の非常に細かな血管を通り抜ける必要があるからです。
    したがって、下肢静脈瘤による血栓で危惧されるのは、肺の血管が血栓により詰まってしまう肺梗塞という状態(エコノミークラス症候群とよばれることもあります)です。
    肺梗塞は、命の危険が生じることがある重大な疾患ですが、下肢静脈瘤から肺梗塞が生じるためには、下肢静脈瘤でできた血栓が、足の深部静脈内まで成長し(この状態を深部静脈血栓症と呼びます)、そこから何かの拍子にその成長した血栓が肺に到達することが必要です。
    しかしながら、そもそも下肢静脈瘤で血栓ができること自体が非常に稀であり、その血栓が大きくなって肺まで到達することは、さらに非常に稀な状態なため、下肢静脈瘤が原因の肺梗塞が生じる可能性も極めて稀と言えます。
  • また、下肢静脈瘤を放置した場合、"足が動かなくなるのではないか・・・"とか、"足を切断しなければいけなくなるのではないか・・・"と心配される方が時々いらっしゃいますが、下肢静脈瘤が原因でこのようなことが起きることもありません。
  • 見た目の色素沈着により、一見すると足が腐っているように見えるかもしれませんが、基本的には運動機能に問題を生じることはなく、足が動かなくなることも起きません。
  • しかしながら、下肢静脈瘤は自然治癒することはほとんどなく、良性の疾患ではありますが、放置した場合は、適切な管理を行わなければどんどん進行する疾患です。
  • 進行するにつれて、浮腫みやだるさなどの自覚症状が強くなっていき、日常生活にも影響が出ることがあります。人によっては、あまりのだるさや就寝中のこむら返りにからくる寝不足により、普段の仕事に影響が出てくることもあります。
  • また、下肢静脈瘤を長年放置すると、色素沈着から足の潰瘍ができることがあります。
    潰瘍ができた場合、多くの人がまず皮膚科を受診し、塗り薬等で経過観察とされる場合があります。塗り薬でも潰瘍は一時的に改善することがありますが、あくまでも一時的な治癒なので、潰瘍の再発率は高くなります。
    潰瘍の原因が下肢静脈瘤であった場合は、下肢静脈瘤をしっかりと治療しなければ、潰瘍の完治は得られません。
  • 下肢静脈瘤は、良性疾患であり、命の危険や足の切断の危険などはまず生じない病気ですが、元通りの綺麗な足を取り戻すのであれば、できるだけ早期に適切な治療を受けていただくことが大切です。

下肢静脈瘤は何科で診てもらえるの??

  • 下肢静脈瘤が心配でどこかで診察してもらいたいと思っていても、いざとなるとどこの病院の何科に行けばいいのかわからない方々は大勢います。
    大きな病院では、いろんな科に細分化されていることもあるので、どこに行っていいのか本当に迷ってしまいますよね。
  • 下肢静脈瘤を診察、治療しているのは、総合病院では“心臓血管外科”または、“血管外科”と表示されている科になります。
    一部の病院では、皮膚科や形成外科といった科でも診察しています。
    最近では、“下肢静脈瘤外来”のように、専門外来を設けている病院もあります。
  • 個人開業医院では、"血管外科クリニック”や“下肢静脈瘤クリニック"といった看板の医院は、下肢静脈瘤の診断治療を行っています。
  • 個人開業医院では、専門医が下肢静脈瘤に特化した診療、加療を行っていることが多いので、患者様の都合に合わせた診察、治療予定が比較的立てやすいでしょう。
  • インターネット等で病院またはクリニックを検索する場合は、検索欄に“下肢静脈瘤の治療”といれれば、お近くの下肢静脈瘤を診断治療している医療機関が見つかると思います。

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診療科目
血管外科(下肢静脈瘤など)・一般外科・循環器科・一般内科
院 長
平本 明徳
住 所
〒460-0008 名古屋市中区栄3-7-22
栄928ビル6階
最寄駅
名古屋市営地下鉄「栄駅」「矢場町駅」から徒歩4分
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