下肢静脈瘤の症状

こんにちは!

院長の平本です!

今日は、下肢静脈瘤によく見られる自覚症状についてのお話です。

下肢静脈瘤は、足の血管がボコボコと出てくる見た目の変化が有名ですが、それ以外にもいろんな症状が出てくることがあります

足の怠さ、浮腫、就寝中や朝起きた時のこむら返り、火照り感、ムズムズ感、痒みなど

夜間や起床時のこむら返りや、なんとも言えない火照り感などは、下肢静脈瘤に特徴的といえるでしょう

あとは、虫刺されなど足の傷が、なかなか治りにくいということもあります

これらの症状の程度は人それぞれで、それほど気にならない人もいれば、日常生活に支障が出る人もいます

下肢静脈瘤になると、静脈血という酸素や栄養が不足した血液が足に貯まりやすくなります

本来、静脈血はスムーズに心臓や肺まで戻って、そこでまた酸素や新たな栄養素を十分蓄えた動脈血となって再び全身に流れて行くのですが、下肢静脈瘤はこのスムーズな流れが阻害された状態となり、どんどん足に貯まっていきます

イメージするといいのが、足に汚れた水の入った風船の重りがくっついていて、それが時間とともにどんどん大きくなっていく状態です

筋肉がしっかりしている人は、多少の重りでは自覚症状はそれほど出ませんが、女性の様に比較的筋肉量の少ない方の場合は、少しの重りでもいろんな症状が出ることがあります。

この重りの中には、栄養不足となった血液が貯まっているので、その近くに傷ができてしまうと、傷を治療するために必要な栄養素を含んだ綺麗な血液が不足がちになり、傷が治りにくくなったりします。

いずれにせよ、検査をして足の重りが確認できれば、治療は簡単です!

検査も下肢超音波検査のみでほとんどのことがわかりますので、気になる方は是氏一度診察を受けてみて下さい!

下肢静脈瘤の自覚症状についての詳しいお話は、クリニックのホームページにも記載があります

ご興味のある方は、こちらの方も是非ご覧下さい!