よくある疑問について

こんにちは!

院長の平本です!

今日は、患者様から時折頂く疑問について話していようと思います。

下肢静脈瘤の治療では、静脈瘤の原因となっている血管の血流を何らかの方法で止めてしまいます。

原因となっている血管を閉塞させてしまいます。

ここで当然の疑問として、“血管を閉塞させてしまうと、余計に足の血流が悪くなるのではないか?”という疑問が出てきます。

結論的には、むしろ足の血流はよりスムーズになります。

下肢静脈瘤の原因となる血管は、実は元々足にとっては必ず必要な血管というわけではなく、その必須ではない血管の血流異常が下肢に様々な症状をもたらします。

従って、その血管の血流を止めてしまっても、足全体としては、ほとんど影響ありません。

むしろ、余計な血流異常が無くなるので、足全体の血流が元通りの正しい方向に統一され、下肢の症状も軽快していきます。

閉塞した血管を流れていた血液は、残存する血管にちゃんと上手く流れていきます。

閉塞した血管も、徐々に索状物となっていきます。

人の身体は、非常に上手く出来ています。

疑問解消になりましたか??